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日々の気付きや考えの記録です

精一杯生きる覚悟

仕事の選択、生き方を考えていくうえでは、私を一人で育てた祖母に大きな影響を受けています。祖母の持論は「学校の成績など各々の能力があるのだから、個人差があってしかるべきもの。そんな小さなことで他人と競い合うよりも、自分で精一杯生きる、そのために努力しろ」というものでした。徹底した放任主義だったのですが、ただ「人に迷惑をかけるな、他人との約束は守れ」とこの二点だけは、徹底的に厳しく躾けられました。

(中略)

現在の日本の教育、子育てに欠けているのは、この<責任>を教えることではないでしょうか。知性より感性より、この責任を全うする覚悟がないから、いつまでたっても自立した個人として生きられない。自分の持てる力の限り精一杯生きるということができない。

自己主張するくせに自分で言ったことには責任は取らない子どもなら救いようもある気がするのですが、最近の若い人たちなどを見ていると、責任は取れない、取りたくないから自分の意見を言うこともしない、という悲しいほどの無気力さが目立ちます。自分の主張を持って、その責任を全うしながら前に進んでいく、それこそが<生きる>ということなのに。やはり覚悟が足りないんですよね。生きていく、という覚悟が感じられない。

安藤忠雄の言葉:村上龍『人生における成功者の定義と条件』より引用

 

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