金持ち父さんの「間違いから学ぶ」
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金持ち父さんは間違いから学ぶことが大切だと信じていた。間違いを悪いことだと考えずに、ビジネスや自分自身について何かを学ぶチャンスだと思っていた。金持ち父さんはこう言った。「間違いは赤信号のようなものだ。間違いは君にこう言っている。『おい、待てよ。少し時間をとって考えろ。おまえにまだわかっていないことが何かありそうだ。今は立ち止まって考えるべきときだぞ』」金持ち父さんはまたこんなふうにも言った。「間違いは、何か新しいことを学ぶ時が来たこと、きみがこれまで知らなかった何かを学ぶべき時が来たことを教えてくれる信号だ」同じことを説明するのに、次のようにも言っていた。「怠け者で何も考えようとしない人が多すぎる。そういう人は、新しいことを覚えようとしないで毎日同じことばかり考えている。考えるのは大変な仕事だ。無理やり考えているうちに、頭脳の許容量が増える。頭脳の許容量が増えれば財産も増える」「だから、いつでも間違いを犯したら立ち止まり、何か新しいことを覚えるチャンスを捕まえよう。その新しいことは、きみが学ぶ必要のあることに違いないのだから。何かがきみの思い通りに行かなかったら、あるいは何かがうまくいかなかったり、失敗したら、少し時間をとって考えよう。そこに隠された教えを見つけることができれば、きみはきっと間違いに感謝するだろう。気分を悪くしたり、怒ったり、恥ずかしいと思ったり、誰か他の人のせいにしたり、あるいは間違いなど犯さなかったふりをする人は、しっかり時間をとって充分に考えたとは言えない。頭脳の許容量を充分に増やすこともしていないし、学ぶべきこともまだ学んでいない。だから、もっと考え続ける必要がある」―ローバート・キヨサキ著『金持ち父さんの 起業する前に読む本』より引用