相手をねじ伏せるデータの使い方
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こちらの主張の妥当性や、相場観などを実証するためにいくらデータを用いても効果は以外に少ないのだ。もっともデータが威力を発揮するのは、デメリットを裏付け、強調する場面であることを知っておいてほしい。
ここで言うデメリットとは、こちらの主張を相手方が飲まないことで生じるであろう不利益のことだ。このデメリットを強調することで、デメリットを回避させる必要性を相手方に植えつける。そしてデメリットを回避するためには、こちらの主張を認めるべきとの流れを作り出すのだ。
―橋下徹 著『最後に必ずYESと言わせる最強の交渉術』より引用