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日々の気付きや考えの記録です

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経営者が知っておかなければならない、"8,760時間"とは?

経営者が知っておかなければならない「8,760時間」とは何でしょう。
創業の心構えのお話です。


まず「8,760時間」という時間についてですが、実はこれ、1年を時間に換算したものです。24時間×365日=8,760時間ということですね。

日本のサラリーマンの平均労働時間は2,000時間弱と言われています。9時〜18時の勤務(休憩1時間)で、年間休日が土日祝日とお盆休み・年末年始などを合わせて120日だとすると、8時間×245日で1,960時間ですね。一方、起業した人の参考労働時間は4,000時間。実にサラリーマンの平均労働時間の2倍です。ただしこれはあくまで参考時間であって、起業した人全員がそうしている訳ではありません。

ここで注目して頂きたいのは"年間労働時間も、1日の労働時間も自分で自由に決められる"ということです。

つまり、年間4,000時間働くと決めたのであれば、11時間労働を365日休まず続けても良いですし、16時間労働を250日として残りの115日を休みにしても良い。はたまた年間3,000時間働くと決めたのであれば、8時間労働を365日休まず続けても良いですし、16時間労働を188日として残りの177日を休みにしても良い。

そう考えると、自分の時間をいかに有効に、効率的に使って、最大限のパフォーマンスを発揮できるようにするか、ということを本気で考えられるようになりますよね。これは毎月決まった給料を安定的に会社から頂くサラリーマンをしていると、なかなか肌で感じることが難しいことだと思います。

加えて、やりたいことをするために起業した人にとっての4,000時間は「楽しくてしょうがない4,000時間」でもあります。もちろん、起業をするということはサラリーマンにはない修羅場も数多く経験しなければならないのと思うのですが、「自分の人生におけるチャレンジ」をしているということを考えると、やはりひとつ違った次元の、充実感に満ちた4,000時間だと言えるのではないかと思います。

そのように捉えると、「起業する」ということを少しポジティブに捉えられるのではないかと思います。皆様もご自身の「8,760時間」について、ぜひ一度考えてみてはいかがでしょうか。

マテリアルデザインの参考URL一覧

前回ブログで紹介した「マテリアルデザイン」。しかしいざ、デザイナーではないWebサービスのプロデューサー/ディレクターが「マテリアルデザインをやるぞ!」と思っても、いまいちイメージがぱっと思いつかない・・・。そんなときに参考になるURLをいくつか挙げてみたいと思います。

◆MaterialUP

Googleが次世代のデザインフィロソフィーとして提唱した新しいUX体系「マテリアルデザイン」。そのマテリアルデザインを体現した事例を毎日更新して紹介しているのが「MaterialUp」。「優れたマテリアルデザインとは何か」を色々と見ることができる上に、素材のダウンロードも可能な便利なサイトです。


MaterialUP

material.uplabs.com



◆Material UI Colors

マテリアルデザインでは使用可能な色が指定されています。しかし、具体的にどんなカラーコンセプトでいけば良いのか、どんな色を使えばよいのか、分からないものだと思います。「Material UI Colors」では、マテリアルデザインで使用可能な色のカラーパレットを一目で見ることができ、使用したいカラーをクリックすればそのカラーコードまで表示してくれます。


Material UI Colors

www.materialui.co



今回はマテリアルデザインを実際に行うにあたって参考になりそうなWebサイトを紹介させていただきました。またマテリアルデザインについて何かしらの参考情報を書きたいと思います。それではまた、次回。

Web/Appにおける"良いデザイン"とは何か

◆Web/Appにおける"良いデザイン"とは何か

"良いデザイン"をデザインを分からない人たちに対していかにセールするか。これは"良いデザイン"を作る以上に大事なことかもしれない。

デザインを行う対象の本質にまで踏み込んで、表面上の"意匠"だけでなく、"仕組み"そのものまでを"デザイン"するようなデザインエージェンシーが欧米では近年増えているという。日本では数少ないUI/UXデザインエージェンシーだが、有名なところでいうとGoodpatchさんや、ブログ「Could」で有名な長谷川恭久さんが挙げられる。だが2016年現在の日本ではまだまだこういったデザインができるところは少ない。

そもそも普通の人には「良いUIだ」なんてハッキリと論理的に説明するモノサシや言葉を持っていない。ゆえに「悪いUIだ」と感じることはできても、「これが理想のUIだからこうしよう」と言うことができない。

「ここはこう考えられて、こう設計して、こういう汎用性があるからこそ、こういうデザインになっている」とプレゼンスすることが重要で、これを行うのがUI/UXデザインエージェンシーの集団なのだ。

Googleの「Material Designマテリアルデザイン)」。ユーザーがどんなプラットフォームやデバイスを使用していても、共通の「UX」を提供するためにGoogleが開発した世界共通のユニバーサル・デザイン言語マテリアルデザインの世界観は"脳"のレベルで理解ができ、かつ揺るぎない一貫性があって美しい。完成度の高さからGoogleの本気度がうかがえる。

◆UI/UXの考え方の今後

現在、ITの世界ではシステム開発を行うオフィスを人件費の安い東南アジアなどの新興国にオフショアで持つ企業が多いが、欧米の大手企業を中心に、UI/UXデザインを行う部署を西欧に移す会社が多くなってきているという。その理由は、最先端の洗練されたUIやUXを生み出すのに適した場所だから。つまりそれだけのコストをかけてまでUI/UXを追求することに必要性を感じていることの現れだ。

遅かれ早かれ日本でもこういった流れはきっと来るのではないかと思う。というかこういう事をしなければ世界に取り残されてしまう。キャンペーン的に"うわべ"のデザインだけを変えるのではなく、本当にユーザーに提供したい"価値"とは何なのかをハッキリさせる必要がある。サービスを提供する側が原点に立ち戻って、考えに考えぬいて、ユーザーに最高のUXを提供すべく、アクションを起こしていくことが求められてくると私は思う。

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